チェルノブイリ事故とは1986年にチェルノブイリ原発4号炉が爆発し広島型原爆の何倍もの放射性物質が放出された事件です。
石棺
チェルノブイリの話題では「石棺(せっかん、せきかん)」という言葉が良く使われると思います。
この石棺とは一体どういうものであるのか簡単に記載します。
放射性物質の拡散を防ぐために事故当時、石棺という手法がとられました。
石棺とは下の図のように爆発した4号炉をコンクリートで覆ったものです。
事故直後のチェルノブイリ原発4号機
シェルター
爆発したチェルノブイリ4号機を丸ごと覆う3万6千トンにも及ぶシェルターが造られました。
シェルターで石棺された4号機を覆うことにより放射性物質の拡散を防ぎます。
2023年までにシェルター内で石棺を解体し、溶解した核燃料の除去を始める計画です。
シェルターには下の図のようにレールが取り付けられており、5日間かけてシェルターを動かし4号機を覆いました。
試験勉強をするにあたり、実際に起きた事故等のニュースも頭に入れて広い知識を習得する意識を持つことオススメします。