筆記試験を合格した後の放射線取扱主任者講習について記載します。
第一種、第二種放射線取扱主任者の免状を交付してもらうためには、筆記試験に合格した後、
・第一種:5日間
・第二種:3日間
の放射線取扱主任者講習会を受講する必要があります。
講習会の最後には筆記試験もあります。
免状取得までの詳しい道のりは、以下アイソトープ協会作成の資料ご確認ください。
第一種
https://www.jrias.or.jp/seminar/seminar/pdf/1syu_michinori.pdf
第二種
https://www.jrias.or.jp/seminar/seminar/pdf/2syu_michinori.pdf
※資料には記載されていませんが、講習を受けるにあたり血液検査の結果が記載された健康診断書の提出を求められました。白血球数について等、診断する必要がありますので注意しましょう。
以下、体験談です。
僕は、第一種の講習会に参加しました。
五日間の講習会はなかなかハードでした。
かなり詰め込まれたカリキュラムとなっていますので、筆記試験合格後あまり時間を置かずに受講することをおすすめします。
僕は、筆記試験に合格してから三年後に受講しましたのでかなり苦労しました。
実技は2人1組で作業を行うため、パートナーがどれだけ出来る方かで実技の難易度は大きく変わってきます。僕のパートナーは出来る方だったのでとても助かりました。ほぼ、受け身・指示待ちで乗り切ることが出来ました。
診療放射線技師は特に出来る人が多かったと思います。
最終日以外は毎日、講義や実技の後に課題を提出する必要がありますので皆だいたい8時頃まで残り作業をしていました。
最終日には、筆記の終了試験がありますがあまり身構えなくて良いと思います。
毎日の講義をしっかりと聞いていれば簡単に解ける問題ばかりでした。
これまで修了試験により落ちた人はいないようです。
噂では、講義中に寝る人が多発したため、一応緊張感を持たせるため始まった試験だとか。
大変な講習ですが、一週間体調さえ崩さなければなんとかなります。
頑張りましょう!